福祉用具専門相談員の講習を土日で受けるには|働きながら取る日程の組み方

福祉用具専門相談員の講習を土日で受ける時の、働きながら取る日程の組み方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、編集部が厚生労働省や都道府県などの公的機関の公開情報を調べて独自に執筆しています。指定講習の内容や日程、受講料、介護保険の制度は都道府県や講習事業者、時期によって変わることがあるため、最新の情報はお住まいの都道府県や講習を行う事業者、厚生労働省の公式サイトで確認してください。

平日は仕事があるから、福祉用具専門相談員の講習は土日で受けたい、という方は多いですよね。

結論から言うと、土日に開く講習やオンラインの講習を選べば、働きながらでも受けられます。ただ、53時間を土日だけで受けるには何週か続けて通うことになるので、先に日程の全体を見ておくことが大事です。

この記事を読むと、何週かかるかの考え方と、働き方に合わせた日程の組み方が分かります。

目次

福祉用具専門相談員の講習は土日だけで受けられる?

先に結論

指定講習の日程や日数は、公的な決まりが無く、講習事業者ごとに組まれています。土日だけで受けられる講習もあるので、開講日程の一覧で曜日を確かめてみてください。

『土日だけだと、何か月もかかるんじゃないかな』と不安になる方もいるはずです。

公的に決まっているのは、講習が53時間で、そのあとに筆記の修了評価が1時間程度あることだけなんです。何日で受けるか、平日か土日かは事業者が決めています。

土日の講習を探す場所

土日の講習を探す時は、まず都道府県の公式サイトを見てみましょう。大阪府のように、指定講習事業者の一覧と開講予定をまとめて公開しているところがあります。

開講予定の探し方は、講習日程の探し方で詳しく見ています。

探す場所分かること
都道府県の公式サイト指定講習事業者の一覧、開講予定(載せている県のみ)
講習事業者の開講日程の一覧曜日、会場、オンラインの有無、申し込みの締め切り
講習事業者への問い合わせ欠席時の振替、修了評価の日、補講の扱い

オンラインと土日を組み合わせる手も

福祉用具専門相談員の講習をオンラインで土日に受けられる講座もあります。会場まで通う時間がかからない分、土日の負担はぐっと軽くなります。

オンラインの受け方は、講習はオンラインで受けられる?で比べています。

土日だけで53時間を受けると何週かかる?

週数は「1日に何時間受けるか」で決まる

講習の時間は53時間と決まっています。週数は、1日に受ける時間と、土日の両方か片方かで計算できます。

『結局、何週末つぶれるの?』というのが、いちばん知りたいところですよね。

実は、計算そのものはシンプルなんです。53時間を1日に受ける時間で割ると、講習の日数の目安が出ます。その日数を、週に何日受けるかで割れば週数になります。

週数の計算のしかた
  1. 講習の案内で、1日に何時間の講習があるかを確かめる
  2. 53を、その時間で割って講習の日数の目安を出す(端数は切り上げ)
  3. 土日の両方なら2、片方だけなら1で割って週数を出す
  4. 修了評価の日が別にあるか、休みの週があるかを足して考える

計算のしかたを分かりやすくするために、仮の時間で表にしてみました。実際の1日の時間は講習ごとに違うので、数字は考え方の例として見てください。

1日に受ける時間(仮)講習の日数の目安土日の両方で受けると土日の片方だけだと
5時間11日6週11週
6時間9日5週9週
7時間8日4週8週
福祉用具専門相談員の講習を土日だけで受ける時の週数を、1日の時間・日数・土日の受け方の3段で計算する考え方を示した図解

週の間に休みが入ることもある

土日の講習は、祝日や会場の都合で、間に休みの週が入ることがあります。そのため、計算した週数より長い期間になることも。

開講日程の一覧では、初日と最終日だけでなく、間の日付まで確かめておきましょう。

「1日の時間」は休憩を除いて数える

案内に「午前から夕方まで」と書いてあっても、そのすべてが講習の時間とは限りません。お昼の休憩や途中の休憩をはさむので、講習として数える時間はそれより短くなります。

週数を計算する時は、休憩を除いた講習の時間で考えてみてください。案内に1日ごとの科目と時間の表が載っていれば、それを足し合わせるのがいちばん確かです。

補足

53時間の内訳は、福祉用具の特徴8時間、福祉用具の活用8時間、支援プロセスと貸与計画の作成10時間などの小項目でできています。1日にどの科目を受けるかも講習ごとに違うので、科目の順番は案内の日程表で確かめましょう。

早く終えたいなら平日も組み合わせる

できるだけ早く修了したい方は、土日だけにこだわらず、連休や有給休暇も組み合わせる考え方があります。

短期集中の講習の選び方は、最短で取るにはでまとめています。

平日勤務とシフト勤務、それぞれの日程の組み方

先に「休めない日」をカレンダーに書く

日程を選ぶ時は、講習の日から見るより、自分が休めない日から見るほうが失敗しにくくなります。平日勤務とシフト勤務では、見るところが少し違います。

働きながら福祉用具専門相談員の講習を受けるなら、仕事の予定との重なりを先に潰しておきたいですよね。

平日勤務で、土日が休みの場合

土日が休みの方は、土日だけのクラスが第一候補になります。気をつけたいのは、何週も続けて週末の予定が埋まることです。

例えば、家族の行事や地域の用事がある週末と、講習の日が重なっていないかを見ておきましょう。

「この日は子どもの行事があるんだけど、講習の日と重なってない?」
「最終日の前の週だけ休みの週になっているから、大丈夫そうだね」

こんなふうに、家族と日程を一緒に確かめておくと、途中で困りにくくなります。

土日の講習で福祉用具に触れて学ぶ演習の場面の写真

土日に講習を受けると、平日の仕事と合わせて休みの日が少ない週が続きます。疲れをためないよう、講習の日の前の晩は早めに休む、平日の夜に予定を詰め込みすぎない、といった小さな工夫も大事です。

シフト勤務で、休みが決まっていない場合

介護施設などでシフト勤務をしている方は、土日がいつも休みとは限りませんよね。

この場合は、講習の日程が決まった時点で、職場に休みの希望を出しておくのが近道です。シフトが決まる前に講習の日を伝えられるよう、申し込みの時期も逆算しておきましょう。

働き方選びやすい講習先にやっておくこと
平日勤務、土日休み土日だけのクラス週末の家族の予定と重ならないか確かめる
シフト勤務土日クラス、オンライン講習の日を職場に早めに伝える
夜勤があるオンラインで日中の負担が軽いもの夜勤明けの日に講習を入れないよう頼む
家のことで土日も動きにくいオンラインで土日に受けられるもの受ける部屋と時間を家族と決めておく

申し込みの時期は「シフトが決まる日」から逆算する

シフト勤務の職場では、翌月の勤務表が決まる時期がだいたい決まっていますよね。講習の日を職場に伝えるのは、その前でないと間に合いません。

例えば、翌月のシフトが月の半ばに決まる職場なら、講習の申し込みはそれより前に済ませておきたいところです。申し込みの締め切りと、職場に伝える日の両方を手帳に書いておきましょう。

調べた時には申し込みが締め切られていた、ということもよくあります。気になる講習を見つけたら、締め切りぎりぎりまで待たずに動いてみてください。

職場に講習のことを話す時は、資格を取ったあとどう仕事に活かしたいかも一緒に伝えると、休みの相談がしやすくなります。福祉用具の仕事に移りたい方は、そのあとの動き方まで考えておくと講習にも身が入りますよ。

申し込む前の日程チェック
  • 講習のすべての日付を、仕事のカレンダーに書き入れる
  • 修了評価の日がいつかを確かめる
  • 休めない日と講習の日が重なっていないか見る
  • 職場に、講習の日の休みの希望を伝える
  • 家族の予定と重なる日が無いか確かめる

欠席した時の振替は申し込む前に確かめる

振替の扱いは都道府県と事業者で違う

土日の講習は何週も続くので、途中で体調を崩したり、急な仕事が入ったりすることもあります。欠席した時の扱いは、申し込む前に確かめておきましょう。

講習事業者は、運営規程を定めて公開することになっています。そこには、欠席した場合の取扱いや、補講等を含む受講料などの費用が書かれます。

例えば鳥取県の要綱では、やむを得ない事情で一部を受けられなかった人が、1年以内に同じ指定講習事業者の講習で足りない分を受け、基準を満たせば修了扱いにしてよいとしています。ただ、これは一つの県の例です。

振替について確かめること
  • 欠席した日の分を、別のクラスや次の回で受けられるか
  • 振替や補講に費用がかかるか
  • いつまでに足りない分を受ければよいか
  • 欠席の連絡はどこに、いつまでにするか
よくある失敗

振替の条件を知らないまま申し込み、急な仕事で1日休んだ時に、次の回まで修了が延びてしまうことです。シフトが読みにくい方ほど、振替の条件を先に確かめておきましょう。

欠席しないために、前もってできること

振替の条件を確かめるのと同じくらい、そもそも休まずに済むよう準備しておくことも大事です。

『急な呼び出しがあったらどうしよう』と心配な方は、講習の日は代わりに対応してくれる人を職場で決めておくと安心です。オンラインの講習なら、前日までに接続テストを済ませておくだけでも、当日のトラブルはぐっと減ります。

日程や振替の扱いは変わることがあるので、最新はお住まいの都道府県や講習事業者の公式サイトで確認してみてください。

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土日の講習についてよくある相談

相談は「地域で見つからない」「経験が無くて不安」「そもそも講習が要る?」

土日に講習を受けたい方からの相談は、この3つが多いです。

よくある相談を、要点だけまとめて答えます。

住んでいる地域で、土日の講習が見つからない

「自分の住む県で福祉用具専門相談員の講習を受けたいが、どこかないか」という相談です。

まずは都道府県の公式サイトで、指定講習事業者の一覧や開講予定を探してみてください。それでも土日の講習が見つからない時は、オンラインで土日に受けられる講習が候補になります。

介護の経験が少なく、日曜から始まる講習についていけるか不安

「申し込んだ講習が日曜から始まるけれど、介護の経験が少なくて不安」という相談もあります。

講習は、介護分野の知識が無い人も想定して作られています。修了評価も「列挙できる」「概説できる」レベルを想定しているので、毎回の内容をしっかり受けていけば大丈夫です。

「申し込んだクラスが日曜からだけど、何を準備しておけばいい?」
「持ち物は案内に書いてあるよ。分からないことは講習の中で講師に聞けるから大丈夫」

始まる前は不安でも、講習の中で一つずつ覚えていけるので安心してください。

介護福祉士でも講習を受ける必要がある?

「介護福祉士を持っていて、福祉用具の事業所で働くことになった。講習を受けないと仕事ができないのか」という相談です。

介護福祉士は、講習を受けなくても福祉用具専門相談員の要件を満たす国家資格です。看護師や理学療法士など、ほかの7つの国家資格も同じです。

資格の要件の全体は、福祉用具専門相談員とはでまとめています。

よくある質問

福祉用具専門相談員の講習は土日だけで修了できますか?

土日だけで組まれた講習もあります。日数や週数は講習ごとに違うので、開講日程の一覧ですべての日付を確かめてみてください。

土日の講習は、平日の講習より時間が短いのですか?

短くはなりません。曜日にかかわらず、講習は53時間で、別に修了評価が1時間程度あります。

土日の講習を受けている途中で、仕事を休まずに済みますか?

講習の日がすべて土日なら、平日の仕事を休まずに受けられます。ただ、修了評価の日や振替の日が平日になる講習もあるので、すべての日付を確かめておきましょう。

福祉用具専門相談員の講習をオンラインで土日に受けられますか?

土日にオンラインで受けられる講習もあります。演習の日だけ会場に行く形もあるので、受け方を案内で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 福祉用具専門相談員の講習の日程は事業者ごとに違い、土日だけで受けられる講習もある
  • 週数は、53時間を1日の時間で割り、土日の受け方で割って考える
  • 平日勤務は週末の予定、シフト勤務は職場への休みの希望を先に固める
  • 欠席した時の振替の条件は、申し込む前に確かめる
福祉用具専門相談員ガイド

福祉用具専門相談員ガイド 編集部

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